読解に関する知識(日本語の論理)、語彙力(ごいりょく)が不足しているために国語が苦手になっていることがあります。
ここでは、小学生のための語彙力(ごいりょく)アップに関する参考書を紹介いたします。
なお、読解問題に関しては、以下で紹介しております。
語彙力(ごいりょく)アップが必要な訳
国語は日常生活で使っている言語についての学習です。
外国語では、わからない単語が出てくると「聞き取れないこと」、「理解ができないこと」が明白になるため、意味を調べて理解したりということができます。
しかし国語の場合、ふだんから使っているため、音として違和感なく聞き取ったり、読んだりすることができてしまいます。
そのため、なんとなくわかったような気分になってしまいがちで、問題を解くときになって意味が理解できていない状態に初めて気がつき、問題が解けないという事態が発生しがちです。
ふだん使っている言葉だからこそ、きちんと意味を理解する必要があるのです。
文章の意味を正確に理解するためにも、語彙力(ごいりょく)アップは欠かせないのです。
語彙力(ごいりょく)アップはふだんからの学習が大切
語彙力(ごいりょく)の学習は、本来やったらやった分だけアップします。
一番わかりやすいのが漢字のテストで、テスト範囲に出てくる漢字を学習して覚えることができれば、テストで点数をとることができます。
しかも漢字は教科書や本などでふだんから目にしているものもあるため、日常生活を通じて覚えやすいということがあります。
何度も目にしている漢字であれば自然と覚えてくるということからも、ふだんからの学習が大切であるということがわかると思います。
しかし、慣用句やことわざ、四字熟語については、必ずしもふだんから接しているものではなく、時々出てくるという感じです。
そのため、慣用句やことわざ、四字熟語は、意味がわからないということが起こりやすいのです。
言葉だけでは推測しにくい意味も多いですから、単に辞書を引いて言葉の意味を文字だけで追ってもイメージがつきにくいでしょう。
たまにしか使わないことばだからこそ、これらの言葉を学習するときには、なんらかの工夫をして覚えるようにすることが大切です。
おすすめとしては、学習まんがでビジュアル的に覚えてる方法や、かるたを使って何度も聞ける環境を作るといった方法があります。
ただかるたの場合、1人で学習するのは難しいという問題がありますので、ここではおすすめの楽手漫画を紹介いたします。
おすすめの学習まんが
もしドラえもんやちびまる子ちゃんといったキャラクターの好きな方の場合は、そちらを購入するとよいでしょう。
好きなキャラクターが出てくると、興味を持って本を開いてくれるので、読み進めやすいというメリットがあるからです。
もしこれらのキャラクターに興味がないけど、何かいい学習まんがを探しているようでしたら、角川まんが学習シリーズをおすすめします。
4コマまんががそこに提示されている言葉の内容に合っているからです。
まんがと意味が合っているので、楽しく読みつつも意味を理解しやすい本だと思います。
ただ、人気シリーズ「どっちが強い!?」のキャラクターが冒頭に出てきますが、本編ではでてきませんので、「どっちが強い!?」のキャラクターはいないものとして読むようにしてください。
3冊セットで購入したい場合には、こちら。